CLUTCH(クラッチ)
会社名 株式会社システム1 住所 福岡県北九州市八幡西区鷹の巣3-10-10 1階 電話番号 0120-939-837 MAP 施工事例 レガロ建設設計
会社名 REGALO株式会社 住所 福岡県福岡市⻄区福重3-36-1 電話番号 092-407-5691 MAP 施工事例 福岡工務店
会社名 株式会社福岡工務店 住所 福岡県福岡市南区的場2-36-1 電話番号 092-586-7658 MAP 施工事例 新日本ホームズ
会社名 新日本ホームズ株式会社 住所 福岡県北九州市八幡西区折尾3-3-22 電話番号 0120-71-2033 MAP 施工事例 糸島建築
会社名 糸島建築 住所 未掲載 電話番号 未掲載 施工事例 栗原建設
会社名 栗原建設株式会社 住所 福岡県古賀市川原1295 電話番号 092-942-2987 MAP 施工事例 関の家
会社名 株式会社関製材所 住所 福岡県糸島市二丈吉井4030-6 電話番号 (092)326-5334(代表) MAP 施工事例 棟生工務店
会社名 株式会社梁hari 住所 福岡県糸島市志摩津和崎302 電話番号 092-332-0070 MAP 施工事例 セイケンハウス
会社名 セイケンハウス株式会社 住所 福岡市博多区青木1-2-12 電話番号 092-611-3318 MAP 施工事例

福岡県西部に位置する糸島市は、豊かな自然と都市の利便性が調和した住環境で人気を集めています。糸島市で理想の家づくりを実現するなら、信頼できる住宅メーカー選びが成功の鍵となります。今回は、健康住宅・東宝ホーム・一条工務店・へいせいの木の家・斉藤工務店・石郷建設の6社を紹介します。各社の特徴を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
健康住宅

引用元:https://www.kenkoh-jutaku.co.jp/
会社名 | 健康住宅株式会社 |
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住所 | 福岡市城南区別府5丁目25-21 |
電話番号 | 092-846-3000 |
1998年に朝日建設株式会社から社名変更し、外断熱工法・高性能住宅・自然素材住宅に特化した家づくりを行ってきました。これまでに数々の賞を受賞し、省エネで高品質な住宅を提供しています。とくに健康を考えた家づくりに尽力しており、住む方の快適な暮らしと身体の健康を最優先に考えた設計が特徴です。
室内の空気環境へのこだわり
健康住宅では、自然素材を積極的に採用し、シックハウス症候群の原因となる化学物質の放出を抑えた建材を使用しています。床材や壁材には無垢材や珪藻土など呼吸する素材を取り入れ、湿度調整機能により結露やカビの発生を防止します。
高い断熱性能で快適な温度環境を実現
断熱性能も健康住宅の重要なポイントです。高性能な断熱材を壁や天井、床に十分な厚さで施工し、複層ガラスや樹脂サッシを採用することで、家全体の温度差を少なくしています。これにより、冬場のヒートショックのリスクが軽減され、心臓や血管への負担が減少します。
24時間換気で常に新鮮な空気を
健康住宅は換気システムも充実しており、24時間計画換気により常に新鮮な空気を取り入れます。また、熱交換機能で冷暖房効率を維持しながら、花粉やPM2.5などの有害物質を除去する高性能フィルターも備えられています。
自然エネルギーの活用
太陽光や風などの自然エネルギーの活用にも工夫が見られます。たとえば、南向きの大きな窓で冬の日射を取り込み、夏は庇やルーバーで日差しを遮る設計になっています。これにより、エネルギー消費を抑えながら、快適な室内環境を実現します。
耐震性能とメンテナンス性
健康住宅では耐震性能も重視しており、地震による被害を最小限に抑える構造が採用されています。また、メンテナンス性の高さも大きな特徴で、長期間にわたり快適に暮らせるよう配慮されています。
健康住宅の施工事例
引用元:https://www.kenkoh-jutaku.co.jp/gallery/gallery-29603/
家族それぞれが趣味に没頭できる贅沢な住まい引用元:https://www.kenkoh-jutaku.co.jp/gallery/gallery-25382/
プロヴァンス&カフェ風 自然素材をふんだんに使った落ち着ける家
東宝ホーム

引用元:https://tohohome.jp/
会社名 | 東宝ホーム株式会社 |
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住所 | 北九州市小倉北区下到津4丁目9-2 |
電話番号 | (093) 571-1555 |
1967年に創業以来、安定した経営と確かな家づくりで快適な住まいを提供しています。東宝ホームは、住まいの快適さと安全性を大切にする住宅メーカーとして広く知られています。
外張り断熱工法の特徴
東宝ホームの大きな特徴は、外張り断熱工法の採用です。この方法では、建物全体を屋根・壁・基礎の断熱材で包み込むことにより、魔法瓶のような効果を生み出します。外気温の影響を受けにくくなるため、季節を通じて室内温度が安定し、部屋ごとの温度差も少なくなります。
高い断熱性能
東宝ホームの断熱性能は、ZEH基準に適合し、断熱等性能等級6という高いレベルを達成しています。気密性も高く、C値0.40㎠/㎡以下という数値を実現。これにより、結露が起こりにくく、家の寿命が延びるメリットがあります。一般的な充填断熱と比べて、東宝ホームの方式では小屋裏や床下も室内と同じ環境になるため、居住可能な空間が広がります。
さらに、配管やコンセント工事も断熱層を傷つけないよう工夫されています。
耐震対策と制震技術
東宝ホームでは、耐震対策にも力を入れており、JWOOD工法という頑丈な構造体を採用しています。さらに、H.E.A.R.Tという制震装置を全ての住宅に標準装備しています。この装置は、地震の揺れを熱エネルギーに変換して吸収する高減衰ゴムを使用しており、繰り返し発生する地震にも効果を発揮します。
東宝ホームの施工事例
引用元:https://tohohome.jp/fukuoka/gallery/420/
伸びやかな田園地域とつながる家引用元:https://tohohome.jp/fukuoka/gallery/8232/
土間で迎える、つながる暮らし
一条工務店

引用元:https://www.ichijo.co.jp/
会社名 | 株式会社一条工務店 |
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住所 | 東京都江東区木場5-10-10 |
電話番号 | 03-5245-0111 |
ギネス記録にも認定される業界トップクラスの実績をもち、アフターサポートや環境貢献にも力を入れています。
「家は性能」という信念
一条工務店は「家は性能」を信念に掲げ、高気密・高断熱住宅や免震構造など、安全性と快適性を最優先にした家づくりを行っています。住まいの質を最優先にし、特に地震に強い構造を追求している点が特徴です。理論だけでなく、実際に建物を建てて確かめる姿勢が一条工務店の魅力となっています。
地震に強い家づくり
一条工務店では、地震への強さを最重要視しており、安全性を実験で検証しています。たとえば、強風に耐える構造や火災への備え、熱を逃がさない工夫、空気の漏れを防ぐ技術など、あらゆる面から住まいの安全性を検証し、実証済みの技術を採用しています。
さらに、30年以上前から東京大学などの教育機関と協力し、実物大の建物で繰り返し試験を行い、住む人の安心を追求してきました。
一条工務店の起源と情熱
一条工務店は1978年に設立され、その立地は、当時大きな地震が予測されていた東海地方の近くでした。この地域特有の地震への備えが、揺れに強い家づくりへの情熱の源となっています。また、一条工務店では、住む人の命を守るだけでなく、快適な暮らしも追求しています。寒暖差の少ない室内環境やきれいな空気、光熱費の節約など、日々の生活をより豊かにする要素にも重点を置いています。
一条工務店の施工事例
引用元:https://www.ichijo.co.jp/example/fudo/031/
5人家族が快適に暮らす、開放感のある平屋。引用元:https://www.ichijo.co.jp/example/fudo/036/
落ち着きのある、ダークなインテリア。
へいせいの木の家

引用元:https://heisei-ie.com/
会社名 | 株式会社へいせい |
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住所 | 福岡県糸島市前原西5-1-31 |
電話番号 | 092-321-1111 |
1947年に創業以来、長い信頼と実績を誇っており、地域密着型で活躍しています。またへいせいの木の家はへいせいグループの関連会社のため、暮らしの全工程を社内で完結することが可能です。
へいせいはもともと土木業からスタートしており、道路工事から個人住宅まで一手に担うことができる総合建設業です。さまざまな要望を1つの窓口に1本化できるワンストップサービスを提供しているため、会社のスケールメリットで低コストな価格を実現できます。
家を建てるだけではなく、リフォームやハウスクリーニングなどアフターフォローに対応している部署もあるので、安心して依頼できるでしょう。
耐震・制震に優れた強靭な家を実現
へいせいの木の家は従来の筋交い工法ではなく、在来軸組工法+耐震パネルのハイブリッド構造を採用しています。耐震等級は全棟、最高等級である耐震等級3相当です。耐震等級とは地震に対する建物の強さを表す指標であり、建築基準法では耐震等級1が最低基準となっています。耐震等級2ではその1.25倍、耐震等級3では1.5倍の強さに該当します。へいせいの木の家が建てる住宅は、家自身が倒れない丈夫な家です。
全棟がZEH水準「断熱等性能等級5」で年中快適な暮らし
へいせいの木の家では、全棟がZEH水準「断熱等性能等級5」の断熱性能を誇っています。この断熱等性能等級5というのは、窓や外壁、屋根などすべてにわたってクオリティの高い断熱材を施していることで実現可能です。高レベルのZEH水準の住宅では、年間の光熱費が大幅に安くなります。断熱性能が高いため、エアコンなどの冷暖房機器の空気は外へ逃げにくくなり、消費エネルギーの削減が可能です。
また、屋根にはヒートバリアシートを施工することで輻射熱を遮断し、吹き付け施工する断熱材「アクアファーム断熱材」を使用することで隙間なく充填でき、安定した断熱効果を得られます。
夏は涼しく、冬は暖かくなるため年間を通じて過ごしやすい家になるでしょう。冬場に起こりやすいお風呂でのヒートショックなどの防止にもつながります。
お財布・地球にやさしい省エネ設計を実現
へいせいの木の家では注文住宅がすべて「太陽光発電」の標準仕様です。さらにZEH普及のための補助金活用などのご提案も行っています。ZEHとは「ゼロエネルギーハウス」の略であり、消費エネルギーよりも創るエネルギーが上回る高性能住宅のことです。ZEH認定を得るためには「高断熱化」「設備の効率化」「創エネ設備の導入」という3つの基準があって、それぞれをクリアしなければZEHとして認定されません。ZEH仕様は初期費用がかかるものの、補助金にも対応しています。
へいせいの木の家では2024年度実績で、ZEH水準普及率が97%を達成しており、ゼロエネルギーでの暮らしをサポートできます。
へいせいの木の家の施工事例
引用元:https://heisei-kinoie.com/
ヌックスペースって知ってる?インスタで話題の居心地のいい隠れ家のある暮らし引用元:https://heisei-kinoie.com/
水回りの動線が毎日の家事をラクにする!ママの夢を叶えた理想のお家
斉藤工務店

引用元:https://www.saito-k.com/project/045-2/
会社名 | 株式会社斉藤工務店 |
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住所 | 福岡県春日市春日原東町3-57 |
電話番号 | 092-710-0141 |
また斉藤工務店の家づくりには同じものが1つもありません。住む人のライフスタイルや感性に応じた家づくりをモットーにしており、住む家族の毎日の動きや過ごし方はもちろん、将来のことも十分に配慮して設計を行います。
個性を満足させる機能性とデザイン性を追求した家づくりが得意です。
こだわりの自然素材
斉藤工務店のモデルハウスでは調湿にこだわった自然素材を使用しています。たとえばサーモウールは断熱・調湿・耐火・吸音に適した羊毛断熱材です。ニュージーランド産の厳選した羊毛60%とポリエステル中空糸40%から作られています。また床材には無垢の松材を、柱には国産杉材、梁には米松を使用しています。下地材もすべて国産杉材です。
熟練の職人技術
家を建てるスタッフは熟練の職人です。審美眼を持った職人が手掛ける家づくりは斎藤工務店の魅力の1つです。高い感性を持ったコーディネーターや設計が生み出す世界感を、斎藤工務店が抱える職人によって作品につくり上げていきます。職人はキャリア30年、40年のベテランばかりです。
充実したアフターメンテナンス
斉藤工務店ではいつまでも快適に暮らせるようにアフターメンテナンス体制をしっかりと整えて、対応しています。地元に根差した地域密着型の工務店だからこそできる迅速な対応で、顧客とのコミュニケーションを大切に末永いお付き合いが可能です。施工の品質管理を徹底するために、着工から施工まで5回にわたって社内検査を実施します。
さらに第三者機関による検査も行っており、検査では基礎配筋から工事完了にいたるまで徹底したチェックを行い、検査に合格するまでは次の工程には進みません。社内と第三者機関による二重の検査で完成すると隠れてしまう部分をしっかり事前に確認します。
引き渡し後は10年間の無償定期点検による不具合の確認を行います。1年目、2年目、5年目、10年目に専任スタッフが定期点検サービスを実施し、不具合やメンテナンス作業を行いながら住まいのサポートが可能です。
斉藤工務店の施工事例
引用元:https://www.saito-k.com/project/008-2/
ご夫婦の思い出をうつす家引用元:https://www.saito-k.com/project/075-2/
生活動線と収納にこだわった回遊性のある住まい
石郷建設

引用元:https://www.isi-ken.com/
会社名 | 石郷建設 |
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住所 | 福岡県糸島市志摩井田原1708-3 |
電話番号 | 092-338-8106 |
自然素材の健康住宅からデザイナーズ住宅まで幅広い新築住宅設計・施工を手掛けています。また住宅・店舗の増改築や、手作り家具、ガーデニングなどにも対応可能です。資金計画や土地探しなど住宅購入に欠かせないサポートも充実しています。
自然素材派のこだわり住宅
石郷建設では自然素材のこだわり住宅を手掛けています。住む人の心を深いやすらぎと快さで包み込む木を使った家づくりは、家族のライフスタイルを快適で心豊かな暮らしに変えてくれるでしょう。自然素材派のこだわり住宅では、木という自然の素材の良さが質感や風格だけではありません。鉄やコンクリートに比べても耐久性や耐震性に優れており、住む人の健康や安全性、地球環境への配慮からも住宅にふさわしい素材です。
ビュッフェスタイルの注文住宅
石郷建設では、食べ放題のビュッフェのように決まった価格で好きな素材を自由に選べるシンプルでわかりやすい注文住宅のスタイルを採用しています。あらかじめ坪数で建物価格がはっきり決まっており、シンプルでわかりやすく予算も立てやすいです。さらに床や壁に使用する素材は、全棟自然素材が標準仕様です。厳選した100種類以上の自然素材から顧客が自由に選ぶことができ、追加料金は一切発生しません。
建設費以外の細かな諸経費についても、最初からすべて見積りに含めて提示しているので、親切な価格表示です。よくある見積りと実際に最終金額が全然違うということがありません。
素材の一括仕入れで低価格を実現
石郷建設では安さにこだわるために、全国の工務店と提携して素材の一括仕入れを行っています。地場に根差した地元密着型の工務店が単独で自然素材を仕入れると、どうしても価格が高くなってしまいますが、全国600社以上の自然素材専門の工務店と提携することで、素材の一括仕入れシステムの構築に成功しました。
全国各地から年間500棟以上の材料を大量に仕入れることで仕入れにかかるコストを大幅に削減して、本物の自然素材をより安く提供することが可能です。
希望価格帯やデザインのテイストなどもバリエーション豊富で、実現したい暮らしに合わせた商品ラインアップを用意しています。
石郷建設の施工事例
【その他】糸島市の注文住宅メーカー
まとめ
今回は、糸島市でおすすめの注文住宅メーカー6社を紹介しました。健康住宅は自然素材を活用し、高い断熱性能と優れた空気環境で健康的な住まいを提供しています。東宝ホームは外張り断熱工法を採用し、ZEH基準に適合する高い断熱性能とJWOOD工法による耐震性を実現しています。一条工務店は「家は性能」という理念のもと、実証実験を重ねた地震に強い構造と快適な住環境を両立させています。へいせいの木の家はハイブリッド構造を採用し、耐震・制震に優れた住宅を提供しています。斉藤工務店は美しいデザインと、自由設計の注文住宅を提案しています。石郷建設は地域密着型の工務店として、豊富な実績をもっています。各社とも糸島市の自然環境と調和しながら、安全で快適な住まいづくりをサポートしています。糸島市での注文住宅にかかる費用を解説
糸島市で注文住宅を建てたいと考えている方に向けて、必要な費用の内訳や相場感を分かりやすく解説します。家づくりにおいては、まず土地代が大きな割合を占め、その次に建物本体の費用が続きます。また、建物以外にも、造成工事や外構工事といった付帯工事費も必要です。さらに、設計料や各種申請費用、登記費用、保険料、税金などの諸費用も見逃せません。
これらすべての費用を総合的に把握し、計画的に準備することで、予算オーバーを防ぎ、スムーズな住宅建築が実現できます。糸島市で注文住宅を購入する際は、地域特性や土地相場も踏まえ、無理のない資金計画を立てることが大切です。
しっかりと情報を整理し、理想のマイホームづくりを進めましょう。
1. 注文住宅の総費用とは
注文住宅を建てる際に必要となる費用は、建物本体価格だけではありません。土地代、付帯工事費、諸費用などが加わり、総費用はかなりの額になります。たとえば建物価格が2,500万円だったとしても、土地代や諸費用などを含めると、総額で4,000万円を超えることもあります。とくに都市部に近い人気エリアでは、土地代が高額になる傾向があり、予算への影響は大きくなります。
糸島市で注文住宅を建てる場合も、こうした全体費用を見越した資金計画が不可欠です。無理のない資金計画を立てるために、早い段階で総費用のイメージを持つことが大切です。
住宅ローンの上限や自己資金のバランス、将来的なメンテナンス費用なども加味して、長期的に安定した暮らしを実現できるようにしましょう。
●糸島市で注文住宅を建てる場合の総額例
実際に糸島市で注文住宅を建てる場合、たとえば以下のようなケースが想定されます。
・土地代:1,600万円(約40万円/坪×40坪)
・建物価格:2,800万円(延床面積40坪×70万円)
・付帯工事費:300万円
・諸費用:300万円
このように、建物以外にかかる費用も多いため、トータルで5,000万円近くになる可能性もあります。
2. 土地代の相場(坪単価)
糸島市の土地価格はエリアによって差がありますが、平均坪単価はおおよそ40万円です。人気の高い筑前前原駅周辺や海沿いの志摩エリアでは坪単価が上昇傾向にあり、40〜50万円を超えるケースも珍しくありません。一般的には30坪で約1,200万円、50坪なら約2,000万円前後の予算が必要です。ただし、駅からの距離や接道状況、周辺施設の充実度によって価格は大きく変動するため、単純に坪数だけで判断するのではなく、将来の資産価値も見据えて選ぶことが重要です。
土地探しは住宅建築の第一歩ですので、場所や広さのバランスを考慮しながら選ぶことがポイントとなります。交通アクセスや周辺環境も土地価格に影響するため、家族のライフスタイルに合った地域を慎重に検討しましょう。
3. 建物価格(坪単価)の目安
糸島市で注文住宅を建てる場合、建物本体価格は仕様や工法、設備のグレードによって大きく異なります。一般的な住宅会社で建てる木造2階建ての場合、建物坪単価は70万円〜80万円程度が目安です。シンプルな間取りや一般的な設備仕様であれば70万円前後に収まる一方、デザイン性や性能にこだわると単価は大きく上昇します。たとえば延床面積が35坪の住宅であれば、建物価格は2,450万円〜2,800万円程度となります。
吹き抜けや勾配天井、大開口の窓などの設計要素を加えた場合や、自然素材を使った高性能住宅、太陽光発電を搭載したZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)対応住宅を選ぶ場合には、坪単価が90万円を超えるケースもあります。建築費は希望する暮らしや性能に直結するため、設計段階でどこにコストをかけるかを明確にしておくことが、後悔しない家づくりのカギとなります。
4. 付帯工事費にかかる費用
建物以外にかかる費用として、付帯工事費も見逃せません。これは基礎工事、外構工事、給排水設備工事など、生活に必要なインフラ整備の費用を含みます。糸島市では土地の形状やインフラの有無によっても費用が変わり、目安としては建物本体価格の1割〜2割程度を想定しておくと安心です。たとえば2,500万円の住宅であれば、250万円〜500万円程度の付帯工事費が必要になることがあります。
5. 諸費用とその他の経費
住宅ローンの手数料、登記費用、火災保険、地盤調査費、確認申請費など、建築以外にもさまざまな費用がかかります。これらをまとめて諸費用と呼び、総額の5%〜10%程度を見込むのが一般的です。また、仮住まいや引っ越し費用、家具・家電の購入費なども予算に含めておく必要があります。とくに、はじめて家を建てる方にとっては、これらの見落としが予算オーバーにつながるリスクがあるため注意が必要です。
糸島市で住宅購入時の補助金は?
ここでは、糸島市で住宅を購入する際に利用できる補助金や支援制度について詳しく紹介します。市独自の住宅取得支援制度に加え、福岡県や国が実施するさまざまな補助金・助成金も活用できるため、これらを上手に組み合わせることで、初期費用や住宅ローンの負担、さらには生活費の軽減につながる可能性があります。たとえば、省エネ住宅への補助や子育て世帯向けの支援など、さまざまなプログラムが用意されています。申請にはそれぞれ対象条件や提出書類が異なるため、事前に詳細をしっかり確認しておくことが重要です。
正しい情報を把握して、賢く制度を利用し、より安心して理想の住まいを手に入れましょう。
1. 住宅取得支援の基本制度
糸島市では、新築住宅や中古住宅の購入・建築に際して、主に国や県の制度を活用しながら支援を行っています。現在、独自の補助制度は限られているものの「子育て支援」や「移住促進」に関連した助成制度が間接的に住宅取得を後押ししています。また、住宅ローン控除や各種税制優遇措置など、国の制度を合わせて活用することで、実質的な支出を抑えることが可能です。利用には、糸島市に住民票を移して一定期間住む意思があることなど、要件を満たすことが前提となります。
2. 移住・定住促進補助(福岡県および糸島市)
福岡県や糸島市では、移住・定住を促進するための取り組みとして、補助金や支援制度を設けています。たとえば、移住者が地域の空き家を購入・改修して定住する場合、空き家改修費の一部補助が受けられる制度があります。対象者には、県外からの移住者や、子育て世帯、Uターン希望者などが含まれ、要件を満たすと引っ越し費用や改修費用が一部助成されることがあります。新築住宅に直接補助が出るわけではありませんが、トータルでの費用負担を軽減できるため、活用価値は高い制度です。
3. 子育て支援に伴う間接的な支援
糸島市では、子育て世帯への支援が充実しており、間接的に住宅取得の助けとなることがあります。たとえば「子ども医療費助成」「保育料の軽減」「学校給食費の補助」など、長期的な生活費の負担を軽くできる施策が豊富です。また、ファミリー層の定住を促すために、子育てしやすい住環境の整備も進んでおり、結果として住まい選びの安心材料となります。家そのものに対する補助がなくても、生活全体を支援する体制が整っていることは大きな魅力です。
4. 住宅ローン減税など国の支援制度
糸島市で住宅を購入する際に見逃せないのが、国が実施する住宅ローン減税制度です。新築住宅や一定条件の中古住宅において、借入残高の0.7%が13年間(2024年以降の契約分)にわたり、所得税・住民税から控除される仕組みです。また、子育て世帯や若年夫婦が一定の省エネ基準を満たす住宅を取得した場合には「こどもエコすまい支援事業」などの補助金を受けられる可能性もあります。(※2024年度分は終了済み、随時見直し)省エネ住宅や長期優良住宅などを建てる場合は、こうした国の制度も積極的に調べる価値があります。
5. 今後の補助制度の動向と注意点
糸島市単独での新築住宅取得に対する直接的な補助制度は現時点で確認できませんが、今後の少子化対策や移住促進の一環として、新たな制度が創設される可能性もあります。市のホームページや窓口を定期的にチェックし、最新情報を逃さないようにしましょう。また、補助制度は年度ごとに内容や予算が変更されることがあり、申請期限や受付状況によっては利用できないケースもあります。事前相談や早めの問い合わせが、補助金活用の第一歩となります。