福岡県でおすすめの注文住宅メーカーを紹介します！

「注文住宅を建てる際に重要視するポイントは何ですか？」Webアンケートで調査！

注文住宅を建てる際、どのような点を重視して選ぶべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。注文住宅を建てる際に重視すべきポイントについて、実際に検討・購入した方々へアンケートを実施しました。

福岡県で家を建てる！人気のエリアや価格相場は？

福岡県内で注文住宅を建てる方の中で、どの地域を選べばいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。地域ごとに土地の価格や生活環境が異なるため、ライフスタイルや予算に応じて選ぶべき場所も異なります。ここでは、福岡県内でとくに人気のあるエリアの特徴と土地価格相場をご紹介します。

福岡市中央区

福岡市中央区は、福岡市の中心部に位置し、九州地方最大の繁華街「天神」を擁するエリアです。​天神地区には百貨店や専門店、映画館など多彩な商業施設が集まっており、多くの方が訪れるエリアでもあります。

加えて地下鉄やバス路線が充実しており、アクセス性が高いため通勤や通学にも便利です。このように非常に栄えている地域ではありますが、緑豊かな公園や歴史的な建造物なども多く、暮らしやすさと文化を同時に感じられる場所でもあります。

そんな福岡市中央区で30坪の家を建てる場合の総額の相場は、6,300万円前後となっています。土地坪単価は100万～160万円となっているので、土地の購入も必要な場合はこの金額で予算を検討してみてください。

福岡市城南区

福岡市城南区は福岡市の中央部に位置する、比較的コンパクトなエリアです。大半が住宅地であり自然環境と都市機能が調和した住みやすい地域として知られています。とくに南部には油山が広がり、豊かな自然環境が残されており、四季折々の自然を楽しむことができるため、レジャーを楽しみたい方などにもおすすめです。

その一方で北部は大型の集合住宅や商業施設が立地し、都市的な利便性も兼ね備えた地域に発展してきています。また、城南区内には福岡市地下鉄七隈線が通っているため、区内の各駅から天神や博多へのアクセスが良いほか、バスの路線も充実しているので移動の利便性は高いでしょう。

そんな城南区の土地坪単価は110万円～180万円、30坪の家を建てる場合の総額相場は6,700万円程度と福岡県内では高めとなっています。

福岡市早良区

福岡市早良区は、福岡市の西部に位置し、自然環境と都市機能が調和した暮らしやすいエリアです。地理的には南北に長く広がっているため、場所ごとに住環境が若干異なりますが、商業施設やショッピングモールが多く、自然豊かな公園も点在していることから、生活で不便さを感じることはないでしょう。

また、電車では天神や博多へアクセスしやすく、バスの路線も充実しているので、通勤や通学にも便利です。さらにこの地域は教育環境も整っており、小中学校や高校、大学が多数存在する文教地区でもあります。そのため、子育て世帯の方にも人気があります。

そんな早良区の土地坪単価は35万円～60万円、30坪の住宅を建てる場合の総額の相場は3,700万円前後となっています。

糟屋郡新宮町

糟屋郡新宮町は、猫の島として有名な相島や、新宮海水浴場、立花山などの山々などもある自然豊かなエリアです。また、歴史的な神社や寺院が点在しており、地域の歴史や文化に触れられる場所も多いです。

交通の面ではJR鹿児島本線を利用でき、福岡市内まで約20分程度でアクセスできるため、通勤や通学にも便利です。また町内にも大型商業施設やスーパーマーケット、ホームセンターなどが点在しており、生活面でも困ることはないでしょう。

そんな糟屋郡新宮町の土地坪単価は25万円～45万円であり、30坪の住宅を建てる場合の相場は3,400万円前後です。自然が多いエリアに家を建てたい方は、ぜひ糟屋郡新宮町を検討してみてください。

太宰府市

太宰府市は、福岡県の中西部に位置し太宰府政庁跡や観世音寺など、歴史的遺産が数多く残されています。とくに、​学問の神様として知られる太宰府天満宮は、全国から多くの参拝者が訪れる名所です。

市内には、四王寺山や宝満山などの山々があり、登山やハイキングを楽しむことができるほか、梅や桜の名所としても知られているため、四季折々の景色が楽しめるエリアといえるでしょう。交通アクセスについては、西鉄太宰府線や九州自動車道を利用することで、福岡市内まで10分～30分程度で移動できます。​また、福岡空港や博多駅へのアクセスも良好なので、通勤や旅行にも便利な立地と言えるでしょう。

そんな太宰府市の土地坪単価は20万円～40万円となっており、30坪の住宅を建てる場合の相場は3,200万円前後です。

福岡県で家を建てる際のポイントは？

福岡県で注文住宅を建てる際には、地域特有の気候や自然災害リスクを十分に理解したうえでの対策が不可欠です。ここでは、福岡県で家を建てる際に知っておきたいポイントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

大地震にも対応できる地震対策

福岡県は、活断層帯直下の地震の可能性がある地域として「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されており、将来的に大規模地震の発生が懸念されています。2005年の福岡県西方沖地震では、家屋の倒壊や地割れが発生し、多くの被害が報告されました。

さらに、2025年時点でもマグニチュード7を超える大地震がいつ起きてもおかしくない状態であるとされている地域であることも忘れてはいけません。こうした背景から、福岡県で家を建てるなら、万が一の地震にも耐えうる構造設計が求められています。

木造住宅であっても、耐震性がしっかりと確保し地域の地盤特性や過去の地震履歴などを考慮した、耐震構造を取り入れましょう。また、地震に強い家づくりをしている注文住宅メーカーに依頼することも大切です。ぜひ事前に必要な地震対策を行ってくれるかどうかを確認し、安心して任せられる注文住宅メーカーを見つけてください。

地震対策でチェックする基準

住宅の耐震性を数値で判断するための重要な指標が「耐震等級」です。耐震等級とは、建物がどの程度の地震に耐えうるかを示す基準で、1～3の3段階で表示されます。等級1は現行の建築基準法に準拠しており、震度6強～7程度の地震でも倒壊しない最低限の耐震性を示しています。

これに対し、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の耐震性能であり、地震に対してより強固な構造であることが証明されます。とくに等級3は、災害時に拠点となる警察署や消防署などの防災施設と同等の強度となっているので、長期的な安心を求めるなら等級3に相当する耐震基準の住宅を建てるのがおすすめです。

注文住宅を依頼する際は、単に「耐震性に優れている」といった曖昧な説明ではなく、具体的に「耐震等級がいくつであるか」を確認しましょう。また、建物自体の性能に加え、地盤の強度や液状化リスクなども調査し、地震に強い土地選びを行うことも重要なポイントといえます。

九州の気候の寒暖差対策

福岡県を含む九州地方は、温暖なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際には年間を通じて寒暖差が大きく、断熱対策が不十分な住宅では快適な住環境を維持できない可能性があります。夏は猛暑日が続き、湿度が非常に高くなる一方、冬は北西からの季節風が強く、朝晩の冷え込みが厳しくなる日も少なくありません。

とくに福岡市やその近郊では、都心部のヒートアイランド現象による夏の暑さに加え、内陸部では放射冷却現象による寒さも見られ、二重の対策が必要です。これらの気候に対応するためには、外部の温度に影響されにくい「断熱性能」と、屋内の空気を逃さない「気密性能」が求められます。

断熱性が低いと、エアコンを使用しても室温の調整がされにくく一定にならないため、冷暖房効率が下がってしまいます。その影響で光熱費も高くなってしまうため、ランニングコストを抑えるためにも、使用する断熱材の性能や設計においての断熱や通風、機密などの総合的な配慮が必要です。

寒暖差対策でチェックする基準

住宅の断熱性能を示す指標として用いられるのが「UA値」です。UA値とは、住宅の外皮（外壁、屋根、床、窓など）を通じて外部へ逃げる熱量を外皮の総面積で割って算出されます。これでわかるのが、面積当たりでどの程度の熱が逃げていくかという数値であり、この値が低いほど、住宅が高断熱であると評価されます。

福岡県で家を建てる際には、夏の暑さや冬の寒さにも耐えられるよう、UA値の低い家づくりをする必要があります。とくに冬場は家のなかで寒暖差があると、ヒートショックのリスクが高まり、健康を害する可能性があるため注意が必要です。

UA値を確認する際は、窓の仕様、断熱材の種類や施工方法、施工の精度などにも注目しましょう。また、注文住宅メーカーによって提案している仕様に差があるため、各社のUA値を比較して、数値だけでなく実際の快適な環境を提供できているのかどうかも確認してください。

注文住宅を建てる際の注意点

注文住宅は自由度が高く、自分たちの理想をかたちにできるという魅力がありますが、その一方で見落としがちな注意点もいくつかあります。ここでは、なかでもとくに知っておきたいポイントをご紹介するので、後悔のない家づくりをするためにもぜひチェックしてみてください。

安い注文住宅に注意

注文住宅の価格が極端に安く設定されている場合、必ずその理由があるはずです。たとえば表面的な建築費用が安くても、断熱性能や設備の品質が低いケースでは、住み始めてからの修繕費や光熱費などのランニングコストがかさみ、結果的に割高になる可能性があります。

高性能な住宅は初期費用がやや高くなる場合もありますが、長期的には光熱費が抑えられ、メンテナンスの頻度も減るため、トータルで見たときの支出はむしろ少なくなる傾向があります。そのため、価格だけで判断せず、「高性能・高品質」という視点からも住宅を選ぶことが大切です。

また、安い住宅はあとからオプションを付けることで、最終的にほかの注文住宅メーカーと変わらない価格になることもあります。費用については事前に見積りをしっかりと確認し、不明瞭な点を残さないようにしておきましょう。

費用計画は無理のないように

注文住宅では、間取りや仕様、設備をどのように選ぶかで、総費用が大きく変動します。理想を追求するあまり、予算を超えてしまうことも珍しくありませんが、無理のある資金計画は将来の生活に支障をきたしてしまう可能性があります。

たとえば、住宅ローンの返済額が月々の収入に対して高すぎる場合、突発的な支出やライフステージの変化に対応できなくなるおそれがあるでしょう。また建築費のほかにも、外構工事費や登記費用、各種保険料、引っ越し費用など、付帯費用が発生することも念頭に置いておく必要があります。

将来的な教育費や老後資金なども考慮しながら、余裕を持った資金計画を立てることが費用面で不安を感じないための重要なポイントなのです。注文住宅メーカーとの打ち合わせ時には、必ず総額での見積もりを提示してもらい、長期にわたる支払いを無理なく続けられるかどうか、しっかりと検討しましょう。

注文住宅を建てるまでの流れ

注文住宅は一から自由に家づくりを計画できる点が魅力ですが、その反面、土地探しから業者選び、プラン設計、工事まで、さまざまなステップを踏む必要があります。スムーズに家づくりを進めるためには、あらかじめ全体の流れを把握しておくことが大切です。ここでは、注文住宅を建てるまでの一般的な流れをご紹介します。

事前の計画

はじめに行っておきたいのが、家づくりの目的やイメージ、そして予算を明確にすることです。どんな暮らしを実現したいか、部屋数や動線、収納スペースの希望などを家族で話し合いながらライフスタイルに合わせてイメージを固めましょう。

また、建築費だけでなく、土地代・外構費・諸経費を含めた全体予算を算出しておくことも大切です。できればこの段階で住宅ローンの借入可能額の目安や返済計画を確認し、無理なく返済ができるよう予算もしっかりと決めておきましょう。

注文住宅メーカーを選ぶ

理想のマイホームを手に入れるためには、自分たちに合った注文住宅メーカーを選ぶことがとても重要です。各社ごとに得意な建築スタイルや価格帯、対応エリア、アフターサービスなどの内容が異なるため、必ず複数の会社を比較検討しましょう。

実際に住宅展示場を見学したり、資料請求や個別相談などを利用し、施工実績やスタッフの対応を確認することがポイントです。また、設計の自由度や標準仕様の範囲、追加費用の有無なども確認しておきましょう。信頼できる住宅メーカーを選ぶことで、安心して家づくりを進めることができます。

土地を探す

住宅メーカー選びと並行して、建築予定地となる土地探しも進めましょう。土地の立地や広さ、形状、周辺環境、通勤・通学の利便性、治安などを見て、総合的に判断することで後悔のない土地探しができるはずです。

注文住宅では、土地の条件によって設計プランに大きな差が生まれることがあるため、住宅メーカーの担当者と連携しながら進めるとスムーズです。注文住宅メーカーによっては土地探しからサポートしてくれるメーカーもあるので、必要であればそういったメーカーを検討するのもおすすめです。

プランニング・設計

土地と住宅メーカーが決まったら、具体的な家のプランニングに入ります。希望する間取り、デザイン、機能性、将来のライフスタイルの変化などを考慮しながら、建物の設計図を作成してもらいましょう。

予算をかけてこだわりたいところ、妥協できるところを明確にしておくとスムーズにプランニングが進むこともあります。加えて、断熱・耐震・省エネ性能など、住宅の性能面についても確認しましょう。設備や素材によって費用は変動するため、予算とのバランスも考えながら進めることが大切です。

契約・着工

プランが固まり、費用や仕様に納得できたら、正式な工事請負契約を締結します。契約書には、工事の範囲、金額、スケジュール、引き渡し日などが明記されているので、不明点や不安な点はこの段階で必ず確認しましょう。

その後、建築確認申請などの手続きを経て、いよいよ着工となります。基礎工事から始まり、上棟、内装・外構工事を経て、最終的に引き渡しが行われます。工事中は定期的に現場を確認し、施工状況を把握しておくと安心です。施工が完了し、検査や引き渡し前の立ち会いなどで問題がなければ、引き渡しとなり新しい家での生活をスタートできます。

安心・快適な家づくりができる注文住宅メーカーを選ぼう

家族が長く安心して、健康に暮らすためには、信頼できる注文住宅メーカーを見つけることが大切です。福岡県には数多くの注文住宅メーカーがありますが、まずは気になるメーカーに相談して、その対応や住宅性能などを比較しましょう。そして、福岡県で理想のマイホームを手に入れてください。